暖かく無関心なホッとする人(P君)1982話

 午後7時45分、D君はバスルームから出て脱衣室で体を拭いていた。その時
寝室からリーナが言った。
リーナ 「なんか今日はちょっと体がだるい。この間インフルエンザの予防接種を
受けたからインフルエンザではなくて、ただの風邪だと思う。さっき体温を測ったら
37.2度だったから、先に寝ているね。」
D君 「心配だな。年末で会社の仕事が忙しかったんだよ。もし明日の朝になっても熱が
    下がっていなかったら、OO病院に連れて行くよ。」
リーナ 「わかった。そんなに熱は無いから心配しないで。」
D君は思った。まだ8時にもならないし、今、寝室に行けば、せっかく寝付かもしれない
リーナの邪魔をしてしまう。彼は用心のためマスクをした。それで食卓に戻って、
インスタントコーヒーを作った。☕~彼は何時も11時頃寝ているので、それまで何をしていようか?と思ったがTVをつければ、リーナの睡眠を邪魔することになるのでOFFのままにしておいた。
                                    つづく