D君は思った。結婚って言うのも、信じると似ている面があるんじゃないかなと。
イエス様に全てを賭ける。＝イエス様を信じる。賭けるって言うことは、当たるか当たらないかわからない。でもギャンブルは一方に財産を賭ける。どこにも当たる保証はない。でも賭ける。それが信じるってことだと思う。なんで35歳が重要かと言うと、35歳は
賭けられる最後の歳だからだ。それ以降は慎重になって冒険ができないから「どうしても
結婚したいとは思わない」というポーズをとる。これは結婚できなかった時の保険になると思う。でも35歳までだったら、どうしても結婚したいという熱意がある。困難なことがあっても自分を変えようと努力する。つまり35歳までだったら、結婚に全てを賭るが35歳を過ぎると、結婚に全てを賭けないで、結婚できなかった時のための人生設計も
同時に立てている。そういう人は自分を変える気が無い。結婚って相手に合わせることで
二人三脚なのに、それが嫌なら結婚生活は出来っこない。就職の求人情報も35歳までに
なっているのは、その年齢までの人なら頭が柔らかいので、素直に仕事を覚えてくれるが
、それ以上の歳になっていると、自分の方法にこだわり、素直に言われたとおりにして
くれない。部下が自分より年上ということもあるだろう。とにかくやりにくい。結婚も
35歳を過ぎると男も女も自分のライフスタイルが確立されてきて、それを変えようとは
思わなくなる。結婚生活はそれとは正反対だと思う。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく