暖かく無関心なホッとする人(P君)1878話

 7時30分、
D君 「いつも同じメニューでごめんね。食べ飽きたら変えるからドンドン言ってね。」
リカ 「ううん、これでいい。ホントだったら私が作らないといけないところだけど、
    とにかく朝に弱くて。」
D君 「いいんだってそんなこと。じゃ、お祈りして食べよう。/////////////////////////////////////
            //////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////アーメン。」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
D君 「いいこと考えたんだ。」。。。。。。。。。。。。。。。。。。
リカ 「なに、いいことって?」。。。。。。。。。。
D君 「知りたい?」。。。。。。。。。
リカ 「うん、何もったいぶってるの?知りたいに決まってるでしょ。」。。。。」
D君 「じゃあ話すけど、またかって思わないで欲しいんだ。だってこれは今まで
    の事とはちょっと違うんだ。50%のことで気が付いたことがあるんだ。
    相手と二人だけの時は50%意見を言う権利があるけど、3人のときは33.3%
だよね。これは分かるよね。今回は二人の場合の自分の持ち分50%の話だけど、
この50%の力を十分理解していない人が多いんじゃないかな?って思うんだ。」
リカ 「えっ、どういう事。」。。。。。。。。。。。。。。
D君 「たとえば恋愛でA君がC子を好きになって、クールを装いながら、好きだと
   と言う気持ちを隠しながら、上司部下という関係を守って、一定の距離を
置きながら付き合っていた。プラスマイナスの法則を守っていた。こうしておけば
自分がクールでマイナスなら、彼女は彼にプラスの感情つまり恋をすることが
できる。くれぐれも好きですオーラを出すことはNG。ここまでは分かるよね。」
リカ 「うん。」。。。。。。。。。。。。。。。。。。
D君 「今日はそのつづきだよ。自分は50%の恋愛パワーを持っているんだ。
    50%というと「なんだ半分しか決定権がないのか?」って思う人は
    十分そのパワーを生かしていない。その50%は全体の50%であって、
A君個人にとっては100%なんだ。だから自分の思いを100%相手に伝えていいんだ。
でもそれは自分の50%エリア内の事だから、それを聞いた相手も50%の選択権がある。
それで思ったんだけど、よくTVとかの告白タイムで「僕と付き合ってください。」
と言って手を差し出す場面があるけど、あれは相手の人の選択権を奪って、今すぐ
付き合うか付き合わないか決めるよう迫っているようで、自爆する可能性が大。
付き合うってそういう物じゃないと思う。いつから付き合いだしたかわからない
方が自然だと思う。上手くいっているカップルは気が付いたら毎週会ってデート
してたって言うのが自然だと思う。それを何日何時から突然急に付き合い始める
なんてことは、お見合いでもない限りあり得ないことだと思う。皆ロマンチック
な出会いを求めているけど、「しあわせの青い鳥」の童話にそのヒントがあるよ。
リカ 「あっ、知ってる。その童話なら小さい時に読んだことがある。」。。。。
D君 「それなら話が早い。主人公のチルチルとミチルは幸せになると言われる
   「幸せの青い鳥」を捕まえるため森に中に探しに行ったが見つからなかった。
    落胆して帰って来た彼らだったが。翌日、木こり小屋の中の鳥かごに「青い鳥」
がいるのを見つけた。幸せの青い鳥は自分たちの身近な所にあった。という話だよ。
彼らは森の中に「幸せの青い鳥」を探しに出かけた。もし見つけたら、これを恋愛に
例えたら付き合う相手を見つけたら、ていう事になると思うけど見つからなかった。
でも翌日、木こり小屋の鳥かごの中に「幸せの青い鳥」がいたのを見つけたんだけど、
その鳥を彼らは前から数えきれないほど見ていたはずだよ。付き合うってこともこれに
似ているんだと思うんだ。気が付いたら、その鳥がいた、気が付いたら付き合っていた。
似てると思うんだ。もう一つ大事な事に気が付いたんだ。それはOOさんを好きになろう
。として恋ができるわけじゃないんだ。気が付いたら何時の間にか、OOさんが好きに
なって恋をしていた。って言うのが自然だと思う。で、さっきの自分の50%の
持ち分と結び合わさるんだけど、相手に恋をしても、それは全体の50%でしかないんだ
。でも自分個人にとっては、それが全て。だからいきなり告白して自爆男のようにならないで、いつのまにか作戦で行って、相手に十分、恋をさせてあげて、恋をすると彼女の

恋愛指数が初めは10%だったとしても20%,30%,40%と上がって行ってボルテージが最大
になるまで相手のエリア50%に入り込まないってことだよ。告白っていうのは
相手から100%OKをもらえるまでしちゃいけないことだと思うよ。それは最後通告
である意味、残酷なことだよ。「これ以上、時間を掛けたくない。この先に結婚
があるのか?ないのか?今すぐ決断してくれ。」って言っているのと同じだよ
。告白の返事を求めるのは相手に「もうこれ以上、僕と恋愛をしないでくれ。」
と言っているようなもの。女性は曖昧な恋愛時間が好きなんだよ。相手も10%
から20%になり、20%から30%、30%から40%、40%から50%という過程が好き
なんだ。それをいきなり相手の最深部50%に踏み込めば誰だって嫌がると思うよ。」


                                つづく