暖かく無関心なホッとする人(P君)1798話

 12時15分、
リーダー 「今日の話は何かな?」
D君 「最近ずっと、恋愛偏差値について考えています。」
リーダー 「面白そうなテーマだね。」
D君 「学校の学力の偏差値を気にしている人は多いですが、自分にどのくらいの
   恋愛偏差値があるか解らない人が多いと思います。学力の偏差値は数字
で表れますので、どの大学に入れるか、その結果どんな会社などに入れるか、
経済的な将来が決まってしまいます。でも高学歴な人が必ずしも、自分の理想
とする人をゲット出来るとは限りません。」
リーダー 「確かにそうだね。」
D君 「でも恋愛偏差値が高い人は、自分の理想とする人をゲットできる可能性
   が大きくなると思います。リーダーは今年の冬、軽井沢を舞台にした
   カルテットというTVドラマを見てましたか?」
リーダー「うん、見ていたよ。」
D君 「それなら話が早いです。あのドラマを見ていて思ったのは、高橋一生と
   吉岡里帆は恋愛偏差値が高く、松田龍平と満島ひかり、は恋愛偏差値が
   低くかったと思います。恋愛においては恋愛偏差値が高い人が主導権を取り
、つまり勝ち組になり早く結婚できると思います。恋愛において主導権を取るという
事は、相手の考えていることがよくわかる人のことです。相手の気持ちがよくわかるから
「あー、この人は今はまだ結婚する気が無いんだな。」ということがわかるから危ない橋
は渡らないで諦め、他の方向、人に向かう。でも恋愛偏差値が低い人は、相手の気持ちが
わからないで自分の気持ちしかない。すると相手の人は今は結婚する気が無いのに
自分の気持ちだけで突っ走る自爆男になってしまう。つまり危ない橋を渡り、橋の途中
で、その橋の木が腐っているにもかかわらず、渡ろうとして悲劇になります。だから
橋を渡る前に、どんな橋か調べることが大切だと思います。それが恋愛偏差値だと思い
ます。この能力は1年や2年では身に着かないと思います。僕の経験では多くの異性と
付き合えば、それだけ早くその能力が付きますが、誰とも付き合わなければ本人は
傷つかないかも知れませんが、全然その能力は身に着かないと思います。僕は多くの異性
が好きになりました。で、片思いから告白して、さんざん失恋して傷だらけになりましたが恋愛偏差値がその結果、高くなったと思います。だから今では「あー、この人は今
こういう事を考えているんだなって分かるようになりました。」その時、婦人会の人が
用意した昼食が運ばれて来た。「すみません、話の途中ですが中止します。」
                                   つづく