暖かく無関心なホッとする人(P君)1790話

 10月8日(日)朝6時、D君は起きた。室温19度。当然リーナは寝ている。
それに今日は日曜日だから8時ごろまで寝かせてあげよう。彼はリーナを
起こさないよう静かにベッドから出て、///////////////////脱衣所で静かに顔を洗い、
今日着ていく服に着替えた。それから台所に行って/////////////////お湯を沸かし
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~~~~~~しばらくしてお湯が沸いたので。。。。ポットのお湯を入れ替え、
それでコーヒーを作り☕~一口だけ飲んだ。、、、、
 6時15分、リーナを起こすまで、まだかなり時間がある。それに今日は日曜日
だから朝は聖書を読まない日だ。そこで彼は今日またリーダー達に話す話題を
考えていた。それは最近ずっと考えている恋愛偏差値のことだ。自分が初恋を
して告白したのは17歳ぐらいの時だ。同じ高校でクラスは違った。でも一目惚れ
してしまった。付き合うことはなかったけど、ある時その気持ちが抑えられ
なく告白してしまった。当然、玉砕して当時はかなり落ち込んだ。でも3年ぐらい
して、「昔はそんなこともあったなあ。」と他人事のように冷静に思えた。
それで気が付いたことは、相手を思う恋心が大きくなりすぎると恋愛偏差値が
それに比例して低くなっていき、好きですオーラが相手に気づかれてしまい、
相手は恋をすることができなくなる。完全な失敗例だ。この間違えた回答から
恋愛テストで、どうしたら正解になるか考えてみた。とにかく女性と出会わなければ
何も始まらないと思ったが20代は失敗続きだった。でもそのおかげで段々失恋しても
「あー、またか、つぎ行ってみよう。」と軽いと言えば軽いんだけど、落ちこま
なくなった。下手な鉄砲数打ちゃ当たる的な人になっていった。わかったことは
泥沼に落ち込んだときは、出来るだけ早くそこから脱出して次に進むこと、
過去を思い出す暇がないほど忙しくすること、これは「ひゃっくり」と同じだ
と思った。ひゃっくりを止めようとすると止まらない、失恋もどうしてだろう
と思い続けると傷が深くなる。でも「ひゃっくり」なんて気にする時間がもったいない
と思って別の事をし出し、しばらくして「ひゃっくり」が止まっていることに
気づく。そんなこんなで精神的にタフな人になっていった。そんなころ、
もうじき30歳になってしまうプレッシャーで、当時好きだった人に告白したんだ。
でも答えはNOだった。それで落ち込みはしなかったけど、冷静に失敗した原因を
調べた。それがプラスマイナスの法則(こちらが相手の人に恋してしまうと相手は
恋が出来なくなる法則)とサビの発生原因の法則だった。
サビ(両想い)はどうして発生するのか、それは(鉄+水)x時間=サビ だから
男性と女性がしょっちゅう顔を合わせ、その状態が長く続かないと両想いは生まれない。
この二つの法則がクリアーされないと女性からOKがもらえないんだ。」と思った。
8時、リーナを起こす時間だ。
                                つづく