暖かく無関心なホットする人(P君)1765話

 7時、リーナを起こす時間だけど、今日は土曜日だ。出勤しなくていいんだ
から今日は8時まで寝させてあげよう。彼はまだ1時間あるからどうしようか?
と思ったが、また横になると二度寝してしまうかもしれないと思い、けだるい
のを我慢して寝ない様に、ちびちびコーヒーを飲んでいた。☕~
 8時になったけどリーナは自分で起きる気配がない。しょうがない、いつもの
作戦だ。彼はまず、リーナのすぐ横にあぐらをかいて座り、リーナの肩と後頭部
に、手のひらを上に向けて敷布団を滑らせるよう入れて、「よいしょ。」と
持ち上げ、そのまま強く抱きしめた。音では反応して起きられないが、こうすると
体が反応して起きられるのだろう。
D君 「リーナおはよう。」
リカ 「おはよう、ディーン。」
D君 「今日は土曜日だから8時に起こしたよ。」
リカ 「ありがとう。ちょっとシャワーに行ってくる。」
                                つづく