暖かく無関心なホッとする人(P君)1693話

 午後1時15分、
リーダー「前に話したと思うけど僕が20歳ぐらいの大学生の時アメリカ、ワシントン州
     のシアトルに留学したんだ。その時のルームメイトが大事なことを教えて
くれたんだ。それは個人情報は他人との家との境界線で、相手の承諾もなく境界線を越え
他人の家の敷地に入ったら、それは犯罪になるんだ。アメリカは自由と平等ということに
徹底的にこだわっている。個人の自由ということは、その境界線がハッキリしているから
あるんだろうと思う。僕はただ彼の主張は正しいと思ったから日本に帰ってきても実行しているだけだよ。」。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
D君 「そこがリーダーのいいところですよ。」。。。。。。。。。。。。。。
リーダー 「まあ、無意識にそうしてるんだろうね。」。。。。。。。。。。。。。。
D君「覚えてますか。僕が初めてこの教会に来た日。リーダーはガチガチに緊張している
  僕に暖かく接し、旧友のように久しぶりに会った友人の様に、最適な距離感を保ち
ながら、僕の知られたくない個人情報に全く無関心でいて、ホッと出来たから魅力を感じたんです。知ってますか精神的に心が病んでしまった人にどう接したらいいかを。」
リーダー 「どう接するの?」。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
D君 「それは相手に対し、暖かく無関心で接すれば相手の人はホッとして、またその人
    に会いたくなります。そしてその人は段々癒されていきます。リーダーはそれを
    無意識にやっているんだと思います。」。。。。。。。。。。。。。。
                                    つづく