暖かく無関心なホッとする人(P君)1658話

 8時、カトリーナを起こす時間だ。「ジリリリン、ジリリリン、ジリリリン」目覚ましが鳴ったが彼女は起きる気配がない。まだ熟睡している、そろそろ起こさないと。
彼はカトリーナの背中に両手を入れ、座る姿勢にして体がグラつかない様に背中に両手を
まわした。これだと自然に相手を抱いた姿勢になる。
リカ 「あっ、ディーン好き。」
D君 「おはようカトリーナ。やっと起きたみたいだね。」
リカ 「もっと強く抱きしめて。」彼は彼女をギュっと強く抱きしめた。
リカ 「あー気持ちいい、スッキリした。今何時?」
D君 「今8時だよ。」
リカ 「ちょっとシャワーを浴びて来る。」
                                    つづく