暖かく無関心なホッとする人(P君)1618話

 午後5時50分、リカが帰って来た。
リカ 「ただいま。」
D君 「おかえり。ご飯は炊いておいたよ。」
リカ 「サンキュー。」
D君 「今晩から夕飯を作ってくれるんでしょ?」
リカ 「うん、まかせて。」
D 君 「今晩は何を作ってくれるの?」
リカ 「覚えてる?ディーンと付き合い始めたころ、いつかローストビーフを作って
   あげるって約束したのを?」
D君 「覚えてる。覚えてる。えっ、今日作ってくれるの?」
リカ 「うん、さっきスーパーで大きい牛肉の塊を買ってきたの。」


                                    つづく