暖かく無関心なホッとする人(P君)1453話

 午後1時30分、
D君 「リカちゃん、1時半だよ。起きて。」
リカ 「ありがとう延長してくれて。スッキリした。」
D君 「よかった。午後はどうする?」
リカ 「また、この辺をブラブラしよ。あの楽器屋にも寄りたい。」
D君 「わかった。そうしよう。」二人は車を降りて、手を繋いで歩き出した。////////////
D君 「知ってる?結婚って二人三脚なんだ。一人で歩くより不自由で当然。でもそれが
   不自由と思う人は結婚には向かないね。僕は不自由とは思わないね。楽しいよ。
   独身生活が長かったせいかな。」
リカ 「ディーンは心が広い。なんでも私のわがままを聞いてくれる。」
D君 「まあ一人で好きなことを散々したからね。もう自分のために生きるのは十分。」
リカ 「それでか。ディーンは大人だね。」
D君 「ときどきTVのニュースで、パチンコ屋の駐車場の車の中に幼児をベビーシートに
   置きっぱなしでパチンコしていたバカな親を見るけど、そういう人は、まだ一人で
   遊んでいたいんだ。十分一人で遊んで、飽きてから結婚した方がいいよ。」


                                    つづく