「軍曹の後に付いて行った二等兵パウロ」

 二等兵と言うと、どんなイメージが浮かぶだろうか?軍隊で言えば一番
小隊の下っ端で、隊を組む一員の一人、小隊の隊長である軍曹命令は絶対だ。
また二等兵は戦地の最前線で戦う勇者だ。パウロは救われクリスチャンになり、
戦地の最前線で戦う二等兵のようになりました。かつてユダヤ教指導者だった
頃は作戦参謀のような高級官僚で、皆から一目置かれる存在で危険とは無縁だった。
 でも今は危険な戦地の最前線で軍曹(聖霊様)と共に戦える幸せをがひしひしと
感じている。軍曹の後に付いて行けば、絶対安全だ。なぜなら軍曹は不死身
な方で、敵も軍曹を恐れている。また軍曹は本部のスーパーコンピューター
(父なる神様)と連絡を取り合っているので、敵がどこに潜んでいるか、すぐに
わかるので危険地帯には足を踏み入れない。とにかく軍曹の後に付いて行こう。
とパウロは思った。(軍曹の後に付いて行く状態が聖霊様に満たされている
状態)パウロは何時も、この状態だったので軍曹もパウロに声を掛けやすかった。
だからパウロほど聖霊様と共に初期のヨーロッパを宣教した人はいなかった。
軍曹がここへ行きなさい。と言えば素直にその命令に従った。軍曹に従って
いれば間違いない!軍曹は「あの説」を嫌っている。(もっともパウロの時代に
まだ「あの説」は無かった。)