暖かく無関心なホッとする人(P君)1139話

 午後7時35分、D君のインプレッサはアパートに帰って来た。 ㌀ 🚙
階段を上り一番奥の204号のドアに立った。「もうひと頑張りだ。」ドアのロックを外し
部屋に入ると、ムアーとした熱気があった。「結婚したら、こんな思いをしないだろうな
。」と思いながら駆け足で全部の窓を開け、換気扇を回し冷蔵庫からアイスコーヒーと
氷を出して、冷たい飲み物を作り飲んだ。
                                    つづく