暖かく無関心なホッとする人(P君)1049話

 午後6時40分、みんなの食事が終わり、リカちゃんパパは台所に行きペーパードリップ
の、レギュラーコーヒー ☕ を作って食卓に紅茶と一緒に持ってきた。みんながくつろいでいた。D君はいつも思った。この瞬間が多分、幸福度MAXなんだろう。意識していないだけで、後になって、あの頃が最高に幸せだったとリカちゃん一家は思うだろう。
 午後7時、
D君  「そろそろ帰りますが。」
みんな 「そう、気を付けて。」
D君は玄関を出てインプレッサに乗り込み、エンジンを掛けアパートに向かった。🚙==


                                    つづく