暖かく無関心なホットする人(P君)879話

 午後7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのは創世記18章だ。この18章は不思議な章だった。「主はマレムの樫の木のそばでアブラハムに現れた。彼は日の暑いころ、天幕の入口
にすわっていた。彼が目を上げて見ると、三人の人が彼に向かって立っていた。彼は見るなり、彼らを迎えるために天幕の入口から走って行き、地にひれ伏して礼をした。」
(創18-1~2) この文章を読んだときハッキリ言って理解できなかった。最初に「主は
マレムの樫の木のそばでアブラハムに現れた。~」と書いてある。その主は三人の人だった。この三人はいったい何者だろう?洗礼を受ける前、まだ教会に来て間もない頃、
超特急で聖書を読んだ。その時のおぼろげな記憶では、このうちの一人はソドム、ゴモラ
滅亡の預言を受けたアブラハムの必死の祈りの対話のあと、天に上り。あとの2人はロト
一家の救いの手助けをした。その後、二人の消息は不明だった。と言う事はこの三人は
天使だった可能性が高い。天使も主と言うのだろうか?そう言えば詩編の中に「万軍の主
」と言う言葉が出てくる。主というのは神(主)の軍隊の元帥(王様)につく人(天使)
全ての人を言うのだろうか。多分一人を指すのではないだろう。この場合は天におられる
我々と言う父なる神様、子なる神様、聖霊なる神様の元から遣わされた三人の天使(主)がアブラハムのところに来たと考えると解りやすい。それから、この三人の天使はサラに
来年の今ごろには男の子が出来ている預言をしたが、サラはそれを信じないで心の中で
笑った。その後三人の天使はアブラハムにソドム、ゴモラ滅亡の預言を知らせた。


                                    つづく