暖かく無関心なホットする人(P君)866話

 午後5時30分、D君は会社の帰りインプレッサでコンビニに立ち寄った。冷やし中華が
買いたかったからだ。店に入ると他にも欲しい物があったが、どうしても今すぐ必要では
なかったので買わなかった。それにコンビニの物は大体高い。ずっと高い物を買ってきたので節約しなければ、と思った。
 午後5時50分、彼はアパートに帰って来た。部屋に入ると冷蔵庫から卵とハムを出した
。卵焼きを作り、卵焼きとハムを細かく切った。海苔とキュウリもあれば良かったが、
無くてもいいと思った。さっきコンビニで買った冷し中華をお皿に移し、上に汁をかけ
細かく切った卵焼きとハムをのせた。
 午後6時20分、彼はTVを見ながら、夕飯の冷やし中華を食べた。
                                    つづく