暖かく無関心なホットする人(P君) 779話

 午後8時30分、D君のインプレッサはアパートに着いた。彼は部屋に入り電気をつけたまま、玄関のドアを開けたまま車に戻って来た。車の後部座席の段ボール箱3個とミシンを部屋に運んだ。仕事が終わり、部屋に入ると食卓に着きインスタントコーヒーを作り、フー、と息をつき飲んだ。「引っ越し業者に頼めば一度に運べるし量も少ないけど、
自分で運べば少しは節約になるだろう。」と思った。「今日は聖書を読まない日だ。
リーダーとガッキーの婚約のニュースを聞くのはもうすぐだろう。」と思った。


                                    つづく