暖かく無関心なホットする人(P君) 777話

 午後5時40分、「そろそろカレーを作りますね。」とD君は言って台所に行った。
流し台の上に、牛肉、玉ねぎ、にんにく、人参、ジャワカレー中辛、SBカレー粉、
D君はポケットからSB食品のガラムマサラを出した。まず玉ねぎ、ニンニクの皮を剝き
人参と一緒に細かく切った。それをザルで水洗いした。牛肉も切った。カレー用の鍋に
サラダ油を引いて火で熱し牛肉を炒めた、そこに玉ねぎ、人参を入れ水でヒタヒタにして
煮込んだ。しばらくして一番硬い人参が柔らかくなってきたので、火を止めルウを入れ
SBカレー粉を大さじ一杯とガラムマサラを小さじ一杯入れ、かき混ぜた。味見して見るとこのあいだと同じ味だった。「カレーが出来ました!」と言うとリカちゃんママは
「里香、美香、カレーが出来たので夕飯の手伝いして。」と言った。2人はカレーのお皿
にご飯とカレーをつけ、食卓に運んだ。コップに水も汲んだ。テーブルの真ん中には、
リカちゃんママが作った大きい皿に盛った野菜サラダがあった。
 午後6時30分、皆がテーブルに着くと、リカちゃんパパが食事の感謝の祈りをした。
「いただきます!」。。。。。。。。。「相変わらず最高の味だね。」「ありがとうございます。この間スーパーに行ったらジャワカレーの辛口が売っていました。試しに今度は辛口で作って見ますか?」。。。。。「お願い、辛い方が好きだよ。」。。。。。。。。


                                    つづく