暖かく無関心なホットする人(P君) 771話

 10時30分、礼拝が始まった。
 12時、礼拝が終わった。リーダーは前の方の席に着いている田中さんに、何か話して
いる。その後、田中さんは急いで会議室に向かって行った。D君は田中さんが今日の昼食
の当番だと分かった。皆も、それから会議室に向かった。
 12時5分、田中さんは青年会の皆に昼食を書くファイルを渡し、500円も集めていた。
そのあと田中さんは出かけた。D君の左隣にリカちゃんが座り、一つ席を開けてリーダー
の隣にガッキーが座った。D君は思った。先週は僕たちの前に2人は座ったけど、今日は
僕たちから離れて2人だけの世界にいる。これは多分プロポーズしたこと濃厚と思い、
もっと2人だけにしてあげようと思い、「リカちゃん、お茶もいいけどコーヒーを飲みたい気分なんだよね。教会にコーヒーは置いてあるかな?」「うん、あるよ。」「場所が分からないから、台所で一緒に探してくれるかな?」「OK、わかった。」彼らは台所に行った。台所から遠くのリーダーとガッキーを見ると2人とも嬉しそうにイチャイチャ
していた。D君とリカもハイタッチした。
                                    つづく