暖かく無関心なホットする人(P君) 766話

 午後6時30分、「そろそろ店を出ようか。でもいま帰ると家族は夕飯中で迷惑だよね。あと1時間あるけどTUTAYAならここから5分で行けるし、帰りはTUTAYAからリカちゃん
の家まで15分で行けるから時間を潰すのにちょうどいいよ。」「じゃあそれで行こ。」
2人は有料駐車場に戻り車に乗るとTUTAYAに向かった。
 午後6時35分、車はTUTAYAに着いた。D君はマンガコーナーに行って東京タラレバ娘
の続きを読んだ。このKEYはきつい事を言うけど、誰も言いたくても言えないことを言ってスッキリする。これほどタイムリーなマンガも珍しいだろうと思った。まさに
「良薬は口に苦し」だなと思った。
 午後7時10分、彼はマンガを読んでいるリカちゃんの肩をトントンして、「そろそろ
帰ろうか?」と聞くと「うん。」と言った。2人は店を出て車に乗ってリカちゃんの家に向かった。
 午後7時30分、車はリカちゃんの家に着いた。「じゃあ、リカちゃんまた明日。」
「ディーン、おやすみ。」
                                    つづく