暖かく無関心なホットする人(P君) 763話

 午後3時30分、2人は家具屋を出て、インプレッサに乗りケーキ屋に向かった。
 午後3時40分、車はケーキ屋に着いた。「そうだリカちゃん。お茶の後、夕食まで少し
時間があるから、楽器屋で時間を潰すんだった。あの有料駐車場に車を止めるよ。」と
言って、そこに行った。そこから2人は歩いてケーキ屋に入った。「いらっしゃいませ」
「えーと、モンブランとブラックコーヒー、ホットで。」「私はチーズケーキと紅茶。
二階で食べます。」2人は階段を上がり窓側の席に着いた。
しばらくして頼んだ物が運ばれて来た。コーヒーなどを飲みながら話し合った。「家具はこれで全部買えたね。今度の土曜日の午後3時にアパートに来るから、そのときリカちゃんも居てね。」「もちろん、それまでに何処に何を置くか考えておくね。」「さすがリカ
ちゃん、もう僕の部屋の様子が頭にインプットされているんだね。」「まあね。」


                                    つづく