暖かく無関心なホットする人(P君) 356話

 午後1時、リーダーは「そろそろ、練習を始めよう。みんな楽器を持って会堂に移動
しよう。」
 みんながステージに立った。「立ち位置だけど、ガッキーの右隣にベース、センターに
リードギター、その右にリズムギター、一番右にキーボード。」とリーダーが言った。
  皆それぞれ楽器の位置に着いた。リカはピアノを移動して、同じ位置にキーボードを
セッティングした。ミキサーの黒木君はステージに対面するように一番前に座り、
ヘッドホンを付け色々な機械を操作している、ボーカルのマイクはリカちゃんの前と、
センターの前に置くことにした。リーダーが「リカちゃんはリードボーカルお願い。
コーラスは残りの皆で。」と言った。「じゃ、始めようか。ミクタムCDvol.6を流しながら、コピーして合奏して下さい。これがその楽譜です。」
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「みんな、上手いね。僕が一番下手だね。みんな経験者だね。」とリーダーが言うと
「リーダーはベースギターを買ったばかりだからです。これからどんどん上手くなりますよ。ギターを弾ける人は多いけど、ベースを弾けるのはリーダーしかいませんよ。」と
D君は言った。
                                   つづく